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空の写真

想望

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大河ドラマ「龍馬伝」を思い出す。
良いドラマでした。
何度見ても泣けてしまう。

福山真治さん演じる坂本龍馬、香川照之さん演じる岩崎弥太郎、大森南朋さん演じる武市半平太、
近藤正臣さん演じる山内容堂、田中泯さん演じる吉田東洋、青木崇高さん演じる後藤象二郎、寺島しのぶさん演じる乙女姉やん。、、
シナリオはもちろんのこと、登場する人物も強い個性を持っていて、様々なシーンで緊張感や臨場感を与えてくれ、
感動したものです。

幕末を生き、これからの日本の行く末、日本の将来のために、
現代を生きる私たちのために、命をはって駆け抜けた、闘い続けた人々。

こういった僕が知らない厳しく変化していく時代を描いた物語をみると、
感謝せねばならないな、と感じるわけです。
曇りなく私は幸せか??と問われると、煩悩だらけの僕には、まだ、はいと
曇りなく答えることができない。

誰もが平等に生活でき、虐げられることなく、生きたいように生きることができる。
やりたいことがあれば、やることができる。
誰もが生まれた運命のもと、与えられた宿命を背負い、途方にくれ生きていたなか、
先人たちのおかげで、私たちは選択する自由ができた。

馬鹿なりに歴史を紐解いていくと、
その時代の悪しき名残というのは、消えていないこともあるもので。
それによって、生きづらい世の中を生きている人々もいる。

それは、託されたんだと。
価値観も多様化し、決められたルールの中、人々がなにしようが自由だが、
「正義」のように鋭く、尖っていて、マクロな視点からはあまり良い印象を与えない言葉だが、
これからの日本だとか、これからの○○だとか、「志」を持って生きたいと思う。

日々の売り上げや金、おっきくなること、見栄をはること、名誉。
別に悪いことではないと思うけど、あまりにもそういった方面へ重りが重ねられ、
バランスが悪い。
こういったイデアリズムが良くない結果、問題を発起していることもあるように思う。

金を欲っそうが、なにを思って、なにをやろうが、そりゃ、個人の自由だ。
ただ、よりよい社会を生きたければ、私たちは、築き、やっていくことができる
時代に生きている。
おっきなことをやる必要はない。

刀持って「いざ出陣じゃ〜」とか、いつやらあほな政治家が周りの支援者らと拳を突き上げ
やっていたが、ありゃ、時代遅れなわけで。
例えやったとしても、かなり古典的なボケで、面白くないわけで。
まあ、結局その人は、表舞台から降りざるをえなくなったわけで。。。w
いや、ボケはええけど、仕事は真面目にやれよ、と。

脱線しましたが。
もし、そんな場面に出くわして、迷った岐路にたたされたなのならば、
今まで素通りして、知らぬ顔をして、自分に偽りを刷り込み、信じ込みさせ、
忘れていったかのように生きた選択ではなく、この一瞬を恥じ、辛く、しんどく、
嫌な思いをする、そんな道が、これからのよりよい道を切り開く一歩なのかもしれない。

新しい世の中を切り開いた先人たちは、
例えば、雲の上からみることができたのなら、
現在を、なにを思っているのだろうか。

Yucca / 想望

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